こんにちは!政府支援事業の事業費管理自動化ソリューションルモスです。
初期創業者にとって政府支援事業は必須です。しかし、政府支援事業に合格するのは簡単ではありません。競争率も高く、どのように書けばよいか分からない方も多いでしょう。
今日は事業計画書をうまく書く方法について考えてみたいと思います。事業計画書は私たちの会社IRとは少し異なります。投資誘致IRとは異なり、政府支援事業の場合は公的資金が投入され、そのため評価手続きと形式に公平性が非常に重要な要素となります。これを実現するために、政府支援事業の評価手続きは書類様式、評価方法および手続きがすべて法律で規定されています。
法律で規定されていると言うと少し難しいかもしれませんが、逆に言えば、定められているものであり、正解と公式があるということです。これから政府支援事業の事業計画書の公式を掘り下げてみましょう。
法律に定められた事業計画書の目次は上記の通りです。大きく4つの目次に分かれていて、それは問題(Problem) - 実現可能性(Solution) - 成長戦略(Scale-up) - チーム構成(Team)で構成されています。縮めてPSSTと呼ぶこともあります。
各目次は詳細目次に分かれていますが、詳細目次には作成ガイドラインがあります。該当の目次とガイドラインが事業計画書の公式です。該当の事業計画書に基づいて評価委員は各目次別、各ガイドライン別の配点を付与することになっています。これは評価手続きの公平性を確保するためです。該当の公式に忠実であれば、成功した事業計画書を書くことができます。それでは本格的に詳細内容を見ていきましょう。
1. 問題認識
1-1. 創業アイテムの動機 / 開発推進経過 (履歴)
各詳細目次を見ていただくと、番号と下線と共に強調されている内容がいくつかあります。事業計画書を評価委員が評価する際、この部分が配点項目になるので、注意して詳細に記入してください。
外的動機 : 特に市場の問題点を詳細に記述し、インタビューやアンケートなどを通じて資料と共に示すのが良いでしょう。
内的動機 : 上記の外的動機と共に内的動機を一致させることが望ましいです。
経過(履歴) : MVPまたはテストの結果と共に履歴を示すと良いです。
1-2. 創業アイテムの開発目的
解決策 : 既存の解決策とどの点が異なるのかを詳細に提示します。
必要性 : 既存の解決策の問題とPainPointと共に必要性に言及します。
目的 : 解決策を通じて市場および社会にどのようなBenefitを提供するのか詳細に説明します。
1-3. 創業アイテムの目標市場分析
規模、状況 : 現在の市場の規模を詳細に示します。(TAM,SAM,SOM)
特性 : 市場の特性を詳細に記載し説明します。(例、B2B SaaS、B2Cなど)
競争強度 : 現在市場にある競争会社の数と売上を分析し、競争強度を説明します。
今後の展望 : 市場の成長性と展望を統計資料に基づいて示します。
顧客特性 : 想定される顧客の特性を整理して提示します。
ここまで事業計画書目次の中の問題(Problem)について見てきました!次は実現可能性について見ていきましょう。
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