こんにちは!
政府支援事業費自動化ソリューションのルモスです。
今日はTIPSの中でもディープテックTIPSについて学ぶ時間を持ちたいと思います。
私たちが一般的に知っているTIPSはR&D支援金最大5億ウォン + 非R&D支援金である創業事業化 + 海外マーケティングとして2億ウォンを支援受けられる政府支援事業です。しかしこれ以外にもディープテックTIPSというプログラムも存在します。ディープテックTIPSはTIPSと似ていますが、規模の面で最大15億ウォンを支援してくれるプログラムです。2023年基準でディープテックTIPSの総支援規模は315億ウォン、支援期間は36ヶ月、そして120件の課題内外で選抜されました。
しかし支援規模が大きい分、条件と競争率も一般のTIPSに比べてより厳しいです。ディープテックTIPSの場合、運営会社が「スタートアップ10大格差分野」の創業企業を選別し、3億ウォン以上の投資後推薦すると、政府は研究開発費を最大15億ウォンをマッチング支援するという原則があります。対象分野は以下の通りです。
このため、技術的差別点を持たなければディープテックTIPS選定に有利な位置を占めることができません。またTIPS運営会社に最低3億ウォン以上の投資資金を誘致しなければならず、これは全体の研究費の20%に相当するため、一般のスタートアップにとっては若干のハードルが存在します。
それにもかかわらず、ディープテックTIPSはスタートアップの成長にとって非常に良い機会となるプログラムです。研究開発費最大15億ウォンと一般TIPSと同様に連携支援事業にも申請できるため、創業事業化や海外マーケティングなどそれぞれ1億ウォンずつ支援されます。また、運営会社指定の育成施設（インキュベーター）に入居し、運営会社ごとの育成およびメンタリングなどの成長プログラムを支援受けることができます。
詳しい内容は以下の項目を参照してください!
支援内容
事業期間 : 最大4年
エンジェル投資金（TIPS運営会社） : 3億ウォン以上（政府が支援する研究開発費(A)の最低20%以上）
政府支援研究開発費 : 最大15億ウォン（総研究開発費の80%以内）
機関負担金研究開発費 : 該当金額（総研究開発費の20%以上（現金は機関負担研究開発費の10%以上））
連携支援 :
(創業事業化) 最大1億ウォンの差別支援（自己負担30%以上 : 現金10%以上, 現物20%以下）
(海外マーケティング) 最大1億ウォンの差別支援（自己負担30%以上 : 現金10%以上, 現物20%以下）
支援対象
「中小企業創業支援法」第2条に基づいて中小企業を創業し、事業を開始した日から7年が経過していない企業、または「中小企業創業支援法」第25条に基づいて事業を開始した日から10年が経過していない中小企業で、下記の要件を同時に満たすこと
TIPS運営会社から3億ウォン以上の投資*を受けた後推薦された創業企業（2人以上の構成が必要）
創業企業が全体の持株の60%以上*を保有し、運営会社の持株比率は30%以下で維持すること
前年度の売上高が20億ウォン未満*ただし、提案された事業アイテムと関連する前年度の売上高が成功条件（15億ウォン）を超える場合、評価対象から除外される可能性があります。
申請手続き
申請・受付
申請対象 : ディープテックTIPS（R&D）に選定され協約を締結した業歴10年以内の創業企業
申請期間 : ディープテックTIPS（R&D）実施企業のうち未参加の創業企業を対象に別途案内
申請方法 : K-スタートアップ(www.k-startup.go.kr)サイトからオンライン申請
要件検討
創業企業の基本申請資格および除外対象の有無、証拠資料などを検討
発表評価
創業企業代表者の事業計画発表および評価委員の質疑応答を通じて収益性、事業成長性、グローバル進出計画（海外マーケティングの場合必須）などを総合的に評価
総合評点 = 発表評価（100点）+ 加点（創業事業化最大1点、海外マーケティング最大3点）
最終選定
事業運営委員会の評価結果、予算運用計画および状況などを総合的に考慮し、創業企業ごとの支援金額配分および専任機関（創業振興院）で最終確定されます。
協定締結
創業企業-専任機関-主管機関間で3者協定締結後、創業事業化および海外マーケティング事業ごとに資金差別支援（最大1億ウォン、10ヶ月）
お問い合わせ先
ディープテックTIPS
専門機関 / 中小企業技術情報振興院 民間投資協力室 / 02-2280-0421 ~ 0423
以上、今日はディープテックTIPSについて学びました!
TIPSテックは選定されるのが非常に難しい政府支援事業ですが、私たちの企業の成長に大いに役立つ事業であることは間違いありません。難しくても挑戦してみることをお勧めします!
次回もより有益なコンテンツでお伺いします! ありがとうございました。
